「いつもと違う朝」



は今日も 気怠く目を覚まし、
顔を洗い、朝食をとり

髪の毛をセットする。

「姉さんは化けるのに二時間はかかるもの」
弟の周助がほくそ笑みながら言う。

「ウルサい! もうセット済みよ!」
は高さ1mはある逆立てた髪の毛を振り乱して言った。


「行ってきまーす♪」

は気分がよかった。
今日は憧れの千石清純と二人で日直の日だ。
どおりで髪のセットにも力が入るワケ★

校門が見えてきた、
は頭を左右に振り回しながらスキップして登校しようとした。
その時!


生活指導の佐々部がを引き止めた…。

「!?」

「なんだ、その頭は」

「…ね、寝癖です!」

佐々部はの髪に触れた



カチカチだった。


「…こんな寝癖があるか! たるんどる!」

パァァーーーン!

に平手打ちがおみまいされた。

「お前だけは…絶対に許さん!」
は怒りに狂い 気狂いピへロと化し、

持っていた果物ナイフで佐々部を滅多刺しにした。






「最高じゃねーの」

男の声がした。




「亜久津・・・・」

振り返ると そこには亜久津仁が居た

亜久津は千石清純と仲が良かった

それ故 は亜久津が苦手だった

(亜久津を連呼)



「お前には関係ねえ・・・」
は地鳴りのように呟くと
千石との日直の為 校舎へ向かった

「おい! 待て!小僧ォ!」

亜久津はを追いかけた


「?!」

亜久津は腕を掴まれ引き止められた

「・・・っ、 手塚・・・・」

風紀委員の手塚国光が亜久津の腕をしっかりと掴んでいた


「何だよ・・・・・俺は急いでんだよ」


「お前 その目はなんだ」


「・・・・っ!!」


「・・・/// アイラインだよ・・・・ 身だしなみだ!悪ィか?!」



「違う その瞼だ。  俺も知っているぞ。それはアイプチ≠ニいうやつだろう?」


「フン! 違ェよ! これはMEZAIK≠セよ!! アイプチより高ェんだよ!」


「MEZAIK=E・・・。 そんな事はどうでもいい!風紀を乱す奴は許さん。瞼を洗ってこい。グラウンド20周DA!」



「うるせぇ。 俺に指図するな!」

亜久津は家へ帰ってしまった。


「まったく。 勝手にしろ。」
手塚は教室へ向かった




そこには無残な佐々部の屍だけが転がっていた。







〜Fin〜















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